不動産ホームページに「特有の要件」について!?

不動産ホームページに「特有の要件」について!?

2023年12月9日
スタビジ

ホームページの作成に関して、
 「不動産会社のホームページ特有の要件」
として、何があるのか知りたい。

こんなテーマに関する記事です。


スタビジ

不動産ホームページに「特有の要件」としては、検索機能(絞り込み検索)があります。ただ、掲載物件数が少ない場合は、一般的な検索機能で対応できる場合もあります。

スタビジ

不動産サイトを作る際には、
 一般的なホームページの要件
  プラス
 不動産サイト特有の要件
の2つを考える必要があります。

一般的な会社のホームページの要件だけであれば、サイト制作に詳しい方であれば、
 社内で制作
することも可能と言えます。

一般的な会社のホームページの要件としては、デザイン面やコンテンツ内容などはもちろんのこと、要件的には、
 ・問い合わせフォーム
 ・独自ドメイン
 ・スマホやタブレットでの閲覧
 ・SEO対策
などがあります。

また、
 不動産ホームページ特有の要件
については、どんな機能が欲しいのかによって、制作時の対応が大きく変わってきます。
特に、
 検索機能をどうするか
がもっとも重要なポイントになってきます。

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不動産サイト特有の要件について(検索機能)

スタビジ

不動産サイト特有の要件としては、もっとも重要なのが、
 物件の検索機能
です。

不動産のホームページを作成する上では、この、
 物件の検索機能
が大きなハードルになってきます。

具体的には、
 絞り込み検索
をどうするかについて検討するということになります。

標準的な検索機能

ホームページの検索機能としては、通常、
 キーワード検索
 カテゴリーでの検索
 タグ

の3つであれば、標準で設定されています。

もし、掲載物件が少なく、上記の範囲で対応する場合は、通常のホームページを同様に作成することができます。

絞り込み検索

ある程度の件数の物件数を掲載するような場合は、
 絞り込み検索
ができると便利です。

例えば、
 「間取り」や「価格帯」、「駅からの距離」といった複数の要件で検索をする
となると、
 絞り込み検索の機能
が必要となってきます。

この「絞り込み検索の機能」については、通常、標準では設定されていませんので、
 機能を追加する
ことでの対応となります。

その場合の方法としては、
 システムの開発
もしくは、
 既存のパッケージを選定して追加する
といった選択肢になります。

システムの開発には、コスト的な問題をクリアする必要があります。
既存のパッケージを選定して追加する場合は、例えば、ワードプレスを使用する際には、プラグインという機能拡張のしくみがありますので、そういったものを活用することで対応できます(無料・有料)。

具体的な内容に関しては、下記ページに記載しています。

ワードプレスでの「絞り込み検索の機能」について
ホームページの 絞り込み検索機能の設定方法について知りたい。 こんなテーマに関する記事です。 業種によっては、ホームページに、「絞り込み検索」の機能があると、便…
www.stabusi.com

補足;その他の機能

スタビジ

不動産のホームページでは、その他にも、できれば欲しい機能として、
 レインズや、アットホームへの連携
 動画での案内
 問い合わせに対する進捗管理
 会員ページ
 会員に対するメール配信
 ローンシュミレーション
 来店予約

などがあります。

このうち、
 レインズや、アットホームへの連携
に関しては、開発が必要となります。

その機能はどうしても欲しい場合は、開発のコストを考えると、そういった機能を持つ、既存のサービスを利用するほうが現実的と言えます。
その際は、通常、毎月〇万円の費用がかかってきます。

ただ、日々、ある程度の件数の物件入力の業務がない限りは、その機能の必要性は低いと言えます。

その他にも、例えば、
 会員に対するメール配信
などもありますが、こういった機能はホームページ側でもたせるより、外部のクラウドサービスで対応したほうが効率的と言えます。

ですので、ホームページ側で設定する機能については、
 必要性とコストパフォーマンス
の兼ね合いで判断することになります。

さいごに

スタビジ

不動産のホームページを運用する場合は、その機能によって、コストがかなりかかる可能性があります。

特に月額制のサービスの場合、価格設定によっては、長期的にかなりのコスト負担になる可能性もあります。

ただ、ホームページ内に備える機能に関して、
 本当に必要な機能なのか?
を検討することで、必要最小限の機能に絞れば、自社で作成、運用することも可能になってきます。

その際にも、
 絞り込み検索をどうするのか
によって、対応内容がかわってきます。

以上、不動産サイト特有の要件についての説明でした。

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