「ステップメール」の作り方について知りたい。
こんなテーマに関する記事です。
お問合せなどがあったユーザーへ定期的な案内をする方法のひとつに、「ステップメール」があります。ここでは「ステップメール」の作り方についてわかりやすく説明しています。
ホームページ等からお問合せのあったユーザーへ、継続的な提案の方法のひとつとして、
ステップメール
というものがあります。
ステップメールとは、
予め用意しておいた複数のメールを、決められたスケジュールにそって送付するメール
のことです。
例えば、自社商品への資料請求があったお客様に、承認をとった上で、
問合せがあったお客様に、ユーザーの関心のあるテーマ
で文章を作成して、それを、1週間に1回、10週をかけてメール送付する
といった内容になります。
下記に、具体的な方法と、注意点について説明します。
目次
ステップメールの作り方
ステップメールは、概ね、下記のような手順で設計していきます。
1.送付対象を明確にします。
どんなニーズをもったユーザーを対象とするのかを明確にします。
2.ステップメールのゴールを検討します。
もちろん、最終ゴールは「商品、サービスの購入」ですが、そこに至るまでの間に、
「お問合せ」であったり、「相談」
といったステップがあります。
どういったレベルで目標を設定するのかを決めます。
3.メールの回数と、各メールのテーマを決めます。
メールを何回送付するのか
と
それぞれのメールのテーマ
を決めます。
4.各メール文面を作成します。
それぞれのテーマに沿った内容で文面を作成します。
内容的には、テーマに沿って、
〇〇に関するポイント、注意点
などを事例を交えたりして、わかりやすい文面を作成していきます。
ここでは、
問合せや資料請求
など、次のステップにつなげるような内容を意識して文面を作成します。
5.メール配信
文面ができた後は、メール配信設定を行います。
メール配信の際は、専用のメール配信のサービスを利用することをお勧めです。
配信時間の設定はもちろん、文面中へのお客様名の差し込み、メールの開封確認ができたり、送付先アドレスの管理上も、業務が効率化できます。
ご参考までに、下記のサービスですと、無料の期間もあります。
オレンジメール
注意点
ステップメールを運用する際の注意点については、下記の点になります。
メール配信に、個人のメーラーを使う場合
もし、メール配信を、普段使用しているアウトルックなどのメーラーで一斉配信する場合は、
送付先のアドレスは、Bccに、
宛先には、自分のアドレスを
入力して送付しましょう。
宛先に、送付先の全アドレスを入力してしまうと、他のユーザーから送付先の全アドレスがわかってしまいますので、注意が必要です。
さいごに
既にお申込み済みのお客様に対しても、状況によっては、
購入後のフォローメールを送付
するという使い方もあります。
状況によっては、リピート購入につながる可能性もあります。
また、その際に、
他のお客様のご紹介
を依頼もしておくとよいでしょう。
また、ご紹介を促進する為に、ご紹介者とご紹介を受けたお客様の双方に何か特典をつけると、紹介しやすくなります。
以上、「ステップメールの作り方」についての説明でした。