【不動産会社向け】ホームページの集客について

【不動産会社向け】ホームページの集客について

2021年11月7日
スタビジ

不動産会社の、
 ホームページからの集客方法
について知りたい。

こんなテーマに関する記事です。


スタビジ

不動産会社の場合の、「ホームページからの集客方法」について説明しています。

スタビジ

不動産会社のホームページへの集客に関しては、SEO以外の対策として、
・有料の広告(リスティング広告)
・SNSの活用
・メール

があります。

※もちろん、ネット以外の対策として、
・ポスティングチラシ
・新聞折込
・看板広告など
がありますが、ここでは、ネット上の施策について説明していきます。

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有料の広告(リスティング広告)

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リスティング広告とは、「検索結果画面に連動して表示される広告」のことです。
検索結果画面の上と下に表示されます。
もちろん、掲載するには、費用がかかりますが、その検索キーワードで情報を探しているユーザーに対して表示されますので、即効性は高いと言えます。

あるいは、SEOの弱いキーワードをリスティング広告で補う為に活用するという方法でも良いでしょう。

費用については、クリックごとに費用が発生するしくみになっていますので、比較的低予算からの導入もできます。
具体的には、下記の計算式になります。

 クリック単価 × クリック数 = 広告費

クリック単価に関しては、キーワードによって単価が異なってきます。
人気のあるキーワードは単価も高くなっています。

また、広告の文面は自身で決めることもできますので、事前に決めたの期間で効果測定しながら、反応の良い文面に改善してくと効率的な運営ができます。

特にアピールした物件があれば、その紹介ページを作って、リスティング広告のリンク先をそのページにする方法もあります。

また、ある程度の予算がある場合は、代理店から提案を受けても良いかと思います。
その場合の予算感としては、一般的には、
 少なくとも、月額10~20万円以上
となりますので、まとまった金額にはなります。
ですので、それなりの利益が望める物件の、「短期的な広告」などの場合に選択肢のひとつとして考えてもよいでしょう。

いずれにしても、あくまで自社サイトへ誘導する為の施策ですので、
 自社サイトをしっかり作りこんでおく
必要があります。
そうしないと、せっかくサイトを見に来てもらっても、すぐ離脱されてしまい、広告費がもったいないことになってしまいます。

SNSの活用

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ホームページに新しい情報をアップした際に、FacebookやX(Twitter)などでも告知することで、
 そこからの集客

 SEO対策(外部リンク)
が期待できます。

Facebookは、ビジネスアカウントも作成でき、法人での登録ができます。ビジネス情報との相性も良いので、余裕があれば活用していきましょう。

X(Twitter)は、どちらかというと軽い感じの情報(つぶやき)になります。更新情報やちょっとしたニュースなどの発信などに活用できます。

インスタグラムについては、写真映えする素材があれば良いのですが、その活用についてはケースバイケースかと思われます。若者向けのおしゃれなシェアハウスや、ユニークな物件など、写真映えする物件があれば検討してはいかがでしょうか。

いずれにしても、ある程度、継続的に(定期的に)続けていかないと効果もでませんので、運用面を想定して業務設計していく必要があります。

また、それらの注意点としては、売買物件の成約後に、買主さんから
「いつまでもデータ(住所や価格)がネット上に残るのは嫌なので、削除してほしい。」
といった要望がある可能性があります。
実際、価格や、住所などの情報がいつまでのネット上にあるのを気にされる方もいらっしゃいます。
ですので、そういった場合の対処も想定して、物件の情報はちゃんと管理をしておいたほうが良いでしょう。

メール

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メールでの集客については、
 過去の問合せのあった方やユーザー登録でメール希望する方へのメール送付

 内見などで面識のあるの方に対してのメール送付
や、
 会員登録しているユーザーさん向けへのメール送付
があります。

物件情報を掲載した際には、対象ユーザーの条件にあう物件の場合、そのユーザーへメール送付する流れになります。
いわゆる「追客」といわれるアクションです。
追客機能も備えたシステムを提供している会社もあります。また、追客の為には、顧客管理(CRM)の仕組みも連動することになります。

ある程度、自動で追客メールを送付できると業務的には非常に楽です。
ただし、そういった機能のサービスの利用には、月額費用が発生しますので、導入には、追客するユーザー数のボリュームも含めて、コストパフォーマンスを考慮しての判断になってきます。

追客するユーザー数がそう多くない場合は、個別にメール送付していく形になります。その分、個々に丁寧な文面が作成できます。

もしくは、属性ごとに顧客分類しておけば、条件にあう物件の情報をまとめて一斉送信する方法もあります。

一斉送信を通常のメールソフトで行う場合の注意点としては、
複数のアドレスに一斉送信しますので、そのまま宛先に複数のアドレスを入力してしまうと、受け取った人からも他の送付先アドレスがわかってしまう
というリスクがあります。
そのような方法は避けなければなりません。
必ず、複数の送付先はBCCに入れて、宛先には自分をアドレスをいれましょう。

もしくは、一斉配信のシステムを使用する方法もあります。
費用は発生しますが、そういった専用のシステムを使用することで、文面中のお客さんの名前の差し替えなどもできます。
(件数がすくなければ、プランによっては、無料で使用できるものもあります)

メール登録も、一斉配信のシステム画面を使ってユーザーが直接登録するようなしくみのものもあります。その際も、事前にニーズ分類して登録できるように設定しておくと、無駄なメールが届くことが防げます。

いずれの施策についても、ある程度の手間がかかりますので、日常のルーチン業務の中に組み込んでいくと良いでしょう。

さいごに

スタビジ

不動産会社のネットからの集客については、結局、
 複数のルート(ツール)の組み合わせ
による対応となってきます。

もちろん、予算や工数的な問題もありますので、
 複数の方法を試したのち、成果の上がりやすい方法を重点化する
という考え方もできます。

いずれにしても、
 ある程度の期間、運用して成果を測る
ということがベースになりますので、計画的に進めていくことが大切になってきます。

以上、不動産会社向けホームページの集客についての説明でした。

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