ホームページは、自分で作れる?

ホームページは、自分で作れる?

2023年2月20日
スタビジ

会社設立時や事業をスタートする際に、
 ホームページを自分で作って対応したい?
けど、注意点などあれば知りたい。

こんなテーマに関する記事です。


スタビジ

自社でホームページを作成する際のポイントについて整理しています。

スタビジ

事業をスタートした際に、やはり、ホームページも準備しておくことが大切になります。

ただ、制作会社に依頼した場合には、それなりに費用もかかってきます。

逆に、簡単なホームページなら、自分でもできそうな気もします。
その場合、現実的には、スキルによって、対応できる範囲が異なってきます。

具体的には、状況に応じて、下記のケースごとの選択肢があると言えます。

 A;ワード等のソフトの扱いには、普通に対応できている。
 B;SNSやブログの経験がある。
 C;パソコンの扱いが苦手で、ワード等のソフトや扱いにも自信がない

AやBの場合は、ツールやサービスによっては、自分でホームページを作って対応する選択肢がありますが、Cの場合は、外注で対応するほうが効率的という判断になります。

また、
 デザイン的、あるいは機能的に、こだわった内容のホームページ
を作成したい場合も、同様に外注で対応することになります。

このページでは、上記のAやBの場合、つまり、シンプルなホームページを自分で対応する場合の方法を中心に、外注の場合の注意点についてもあわせて解説をしています。

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会社のホームページを自分で作る

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会社のホームページを自分で作る際には、専門知識がなくても、比較的簡単に対応できるツールを活用して対応するという方法があります。

その際には、下記の状況ごとに使用するツールも多少の違いがあります。

 A;ワード等のソフトの扱いには、普通に対応できている。
 B;SNSやブログの経験がある。

順に説明していきます。

A;ワード等のソフトの扱いには、普通に対応できている場合

この場合は、
 初心者でもホームページが作れると謳っている月額制のサービス
を利用するという選択肢があります。

こういったサービスの場合、実際の操作画面が、
 ワープロソフトの画面に近いイメージ
になっていますので、比較的、対応しやすい内容になっています。

月額費用が、
 概ね、3,000円程度~
となっています。
通常は、複数のプランや、いくつかのオプション(別途料金)が用意されています。

また、中には、
 1ページなら無料
あるいは、
 広告が入るかわりに無料
といったケースもあります。
ただ、会社のホームページに広告が表示されるのは、印象が良くないでしょう。

また、独自ドメインを取得するかどうか?という問題もあります。
独自ドメインを取得する場合は、将来的に、別のサービスを利用する際にも管理しやすいように、ドメインは専門のサービス(お名前ドットコムや、ムームードメインなど)で取得しておくようが良いでしょう。

主要な月額制のサービスとしては、下記のような先があります。

■ペライチ

1ページの場合、無料になっています。
ライトプランの場合、¥ 1,465/月〜(1年契約の場合)という料金設定です。

簡単ホームページ作成ペライチ

■Ameba Ownd

サイバーエージェントが提供しているサービスです。

無料でオシャレなホームページやブログを、Ameba Ownd (アメーバ オウンド) で作りましょう。オシャレなデザインテンプレートも多く、独自ドメイン・アクセ…
www.amebaownd.com

■ジンドゥー

本体はドイツの会社ですが、日本ではKDDIウェブコミュニケーションズがパートナーとなっています。
サブドメインの無料プランもあります。
サブドメインとは、独自ドメインではなく、ジンドゥーが指定した既定のドメインを使用するというものです。
企業・個人事業向けのBUSINESSプランは、月額換算¥2,600となっています。

https://www.jimdo.com/jp/

B;SNSやブログの経験がある。

過去に、SNSやブログの経験がある場合は、上記より、もう一歩進んで、
 ワードプレス
を活用するという選択肢があります。

ワードプレスは、最も活用されているホームページやブログの仕組みで、それ自体は、無料で利用することができます。
過去にブログをされていた場合は、運用自体は、ほぼ同じような内容となっています。
ただ、初期設定の部分に関しては、マニュアルを見ながらの設定になります。
書籍やネット上の情報を参考にしながら設定することになりますので、慣れていないと手間がかかることにはなります。

(参考)ワードプレスの書籍


いちばんやさしい WordPress 入門教室

また、実際の運営時には、レンタルサーバーを契約する必要があります。
レンタルサーバーの費用としては、月額1,000円程度が目安になります。
ですので、上記の月額料金制のサービスより、コストを抑えて運用することができます。
レンタルサーバーの選定の際には、ワードプレス対応の先を選ぶようにしましょう。

主なレンタルサーバーは、下記のような先にあります。

レンタルサーバーについて

レンタルサーバーを選ぶ際には、実際にたくさん利用されている先(国内シェアの高いサービス)を選定すると安心です。

国内のレンタルサーバーのシェアは、下記の状況となっています。(日本国内のWordPressサーバーシェア率(2023年1月))

(下記画像引用:マニュオン https://manuon.com/webhosting-share-ranking/)

下記に、レンタルサーバーをリストアップしています。
どれも、
 無料のお試し期間
がありますので、事前に、使い勝手などを確認することができます。

■エックスサーバー
サービス歴も古く、信頼性の高いレンタルサーバーです。
スタンダードプランで、月額で1,000以下の金額となっています。
また、キャンペーン価格では、3年契約で下記の金額ですので、かなりお得です。
価格は随時変更になる可能性もあるため、下記公式HPでチェックしましょう。

【資料】エックスサーバーのサービス案内(PDF 計17ページ)

エックスサーバー

エックスサーバー

■ロリポップ
低価格がうりのレンタルサーバーです。
また、サーバーの高速化にも力をいれており、実際、かなり速いです。
こちらも、GMOグループの会社が運営しています。

ロリポップ

ロリポップ

■コノハウィング【ConoHa WING】
こちらも、GMOグループのサービスです。
後発のサービスですが、上記にも記載しましたが、高速化を含めたサービスの差別化でシェアを伸ばしています。
管理画面も使いやすいです。

【ConoHa WING】

それぞれ、無料のお試し期間もありますので、操作画面などを確認して、使いやすさもチェックしてみると良いでしょう。

外注でホームページの制作を行う場合

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上記に記載した、
 C;パソコンの扱いが苦手で、ワード等のソフトや扱いにも自信がない
や、
 デザイン的、あるいは機能的に、こだわった内容のホームページ
を予定している場合は、外注での対応になります。

外注の制作会社に依頼する際には、制作費用も、かなりの幅があります。

制作会社の規模別には、、
 個人の制作者(フリーランス)
 中小の制作会社
 大手の制作会社

に分類することができます。

個人の制作者(フリーランス)の場合

個人の制作者(フリーランス)の場合の制作費用としては、
 概ね、10万円~30万円程度の金額を提示しているケース
が多いと言えます。

また、内容的には、シンプルなホームページとなります。
例えば、機能面の開発や、プロのカメラマンの写真撮影といった内容には、対応していない場合が多く、また、対応している場合でも、当然、その分の費用がアップすることになります。

個人の制作者(フリーランス)の場合の注意点としては、長期的な対応ができないリスクがあるということです。
つまり、将来的に、連絡がとれなくなるケースもあるということです。
ですので、個人の制作者(フリーランス)を選定する際には、ある程度の期間、そのサービスを提供しているかどうかをチェックするなど、信頼性のチェックを行うことが大切になってきます。

中小の制作会社

中小の制作会社の場合の費用感としては、目安として、
 30万円~300万円
程度となり、価格帯にも幅があります。

つまり、その会社による単価設定の違いと、制作するホームページの内容によって、費用的な幅がでることになります。

また、デザイン面のテイストも、会社によって差がありますので、好みのデザインかどうかはもちろん、会社の方針、ホームページで実現したいことなど、しっかりと主旨を理解して制作できる会社かを見極める必要があります。

また、中には、中間マージンだけとって、制作会社に丸投げするようなケースもありますので、その会社の制作体制も確認するようにしましょう。

大手の制作会社

大手の制作会社の場合は、少なくとも、300万円以上の費用がかかってきます。
ですので、基本的に、依頼する側も、大手の会社となってきます。

まとめ

スタビジ

ホームページを自分で作る場合は、スキルに応じた選択肢の中から検討することになります。
また、上記に記載したような月額制のサービスで、簡単に制作ができるツールが提供されていると、そのハードルが低くなります。
無料期間や、ページ数などの制限によっては、無料で利用できるもものありますので、試験的に使ってみて、判断しても良いでしょう。

こういったサービスを利用する場合、基本的には、簡単に使えるものの、仕上がり感が、素人っぽい感じになってしまう場合もあります。

そんな場合は、やはり、ある程度スキルのある人のサポートが必要になってくるかもしれません。
もしくは、外注での制作を検討する場合もあるでしょう。

ただ、利用目的が、例えば、
 金融機関での口座を作成する際にHPが必要
あるいは、
 法人設立時の公告用にHPを準備しておきたい
といった目的であれば、最低限の内容でOKと言えます。

いずれにしても、目的と、自身のPCスキル、予算といった状況に応じての判断ということになります。

以上、「ホームページは、自分で作れる?」といテーマについての解説でした。

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