会社設立後は、早めにホームページを準備しましょう!

会社を作ったあとの、
 ホームページの準備
について、どんな方法があるのか知りたい。

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

法人を設立した後は、取り急ぎ、簡易なものでもよいので、「会社のホームページ」を用意されることをお勧めします。


会社設立ガイド

会社を設立した後、早い段階で、
 会社のホームページ
を用意しておくことをお勧めします。

なぜなら、
 ホームページは、営業上、重要である
という他に、
 法人口座を開設する際に、ホームページの有無を問われる
といったこともあるからです。

順に説明していきます。

[スポンサー]

目次

営業的な観点での必要性

会社設立ガイド

会社設立後にホームページを準備することに関して、営業面については、
・ホームページからの問合せ
・DMなどセールスレターを送付する際の会社のHPの記載
・名刺への記載

などを考えると、ホームページは必要と言えます。

例えば、BtoBで新規で営業する際にも、相手先の担当者が社内で調整する場合、新規取引先の情報を共有する為にも、会社のホームページの情報がある良いと言えます。
逆に、ホームページがないと、まだ、「ホームページも作っていないの?」という状態になる可能性もあります。

ある意味、ホームページの位置づけとしては、「名刺」と同じレベルで必要なものと言えます。

また、ホームページの品質をどの程度のものにするかについても、外注するか、自作で対応するかという選択になります。

名刺で例えるなら、
 (外注)印刷会社に依頼して、しっかりした品質のものを用意する
か、
 (自作)パソコンで自作して、名刺ラベルシートで作る
ともいえます。

ホームページの場合は、できれば、ある程度のコストをかけて、しっかりとしたものを作成されたほうが良いと言えます。
もっとも、自作の場合でも、ある程度の知識があれば、それなりの品質のものはできます。

いずれにしても、
 競合他社に見劣りがしないレベルのもの
があると良いと言えます。

ただ、会社設立の準備段階では、少なくとも、
 銀行口座の申請資料に記載する
といった目的で、取り急ぎ、簡易なものを準備して、その後、ある程度しっかりしたものをつくるという段取りでもよいと言えます。

金融機関に対しての必要性

会社設立ガイド

現状、銀行で新規法人口座を作る際には審査があり、
 その法人が実体を伴った会社であるかどうか?
などをチェックします。

私の場合は、窓口で地銀で法人口座の新設申し込みをした際に、後日、担当者が事務所まで来ました。
 架空の会社でないかどうか犯罪に使われるような口座ではないかどうかのチェック
という意味合いもあります。

また、ネットバンクの際は、担当者が訪問するということはありませんので、それだけに、
 少なくとも、ホームページで事業内容がわかるような状態
にしておくと審査上、プラス材料となることが想定されます。

もっとも、万が一、審査が通らなかったとしても、その理由を教えてはくれません。
ですので、少なくとも、準備できることは対応してから法人口座の申請をしたほうが良いと言えます。

いずれにしても、新規の銀行口座をつくる際のことを考えると、
 少なくとも、ホームページは準備しておいたほうが安全
と言えます。 
 
また、その際には、co.jpドメインを取得して運営しておくと、信頼感が増します。
ただ、comドメインやjpドメイン等のドメインの法人もありますので、co.jpドメインは必須ではありません。

ちなみに、co.jpドメインを取得する際は、法人登記前に、仮登録ができますので、先に、ドメインをおさえておくと安心です。

詳しくは、下記ページをご参考にしていただければと思います。

ホームページの準備のしかた

会社設立ガイド

取り急ぎ、簡易なものでも良いので、ホームページを準備しておくと良いのですが、具体的にどのような手順ですすめていけば良いのでしょうか。

方法としては、
 自社で準備する
もしくは、
 外注で制作する
になります。

このページでは、「自社で準備する」場合の手順について説明します。

ホームページを「自社で準備する」

自分でつくる場合については、
 レンタルサーバーと、ワードプレスでつくる
か、
 月額制のホームページサービスなどを利用する
の選択になります。

それぞれの内容について説明します。

レンタルサーバーと、ワードプレスでつくる

レンタルサーバーと、ワードプレスの組み合わせが、最も、リーズナブルな対応となります。
レンタルサーバー自体は、
 月額1,000円程度
で対応できます。
また、ワードプレスは、無料で利用できますので、その設定さえすれば、かなりコストをおさえて、ホームページを準備することができます。
(ホームページ自体は無料ですが、テーマと呼ばれるデザインテンプレートは、有料のものと無料のものがあります)

主なレンタルサーバーは、下記になります。
レンタルサーバーを選ぶ際には、
 利用者の多いサービス
つまり、シェアの高い先を選定しておくと安心です。

レンタルサーバーを選ぶ際には、実際にたくさん利用されている先(国内シェアの高いサービス)を選定すると安心です。
国内のレンタルサーバーのシェアは、下記の状況となっています。(日本国内のWordPressサーバーシェア率(2023年1月))

(下記画像引用:マニュオン https://manuon.com/webhosting-share-ranking/)

下記に、上位3位のレンタルサーバーをリストアップしています。
どれも、
 無料のお試し期間
がありますので、事前に、使い勝手などを確認することができます。

エックスサーバー

サービス歴も古く、信頼性の高いレンタルサーバーです。
スタンダードプランで、月額で1,000以下の金額となっています。
また、キャンペーン価格では、3年契約で下記の金額ですので、かなりお得です。
価格は随時変更になる可能性もあるため、下記公式HPでチェックしましょう。

エックスサーバー▼

【資料】エックスサーバーのサービス案内(PDF 計17ページ)

ロリポップ

低価格が特徴のレンタルサーバーです。
また、サーバーの高速化にも力をいれており、実際、かなり早いです。
こちらも、GMOグループの会社が運営しています。

ロリポップ▼

コノハウィング

GMOグループのレンタルサーバーの会社です。
管理画面も見やすく、また、速度も速い為、お勧めのレンタルサーバーのうちのひとつです。

ConoHa WING▼

ワードプレスの設定には、はじめての場合、調べながらの設定になりますので、それなりの手間はかかります。

月額制のホームページサービスなどを利用する

ワードプレスの設定に自信がない場合には、
 月額制のホームページサービスを利用する(ワードプレスは使いません)
もしくは、
 ワードプレスの無料制作サービスつきのレンタルサーバー
という選択肢があります。

月額制のホームページサービスを利用する

国産のホームページサービスの「ペライチ」というサービスを利用する方法もあります。

「ペライチ」は、
 ご自身でホームページの作成ができる
というコンセプトのサービスですので、外注で制作するより、コストパフォーマンスが良いと言えます。
また、国内の会社ですので、安心感もあります。

料金的には、
 1ページのみの無料プラン
の他、複数ページや、独自ドメインなどの対応している「有料プラン」があります。

とりあえず、無料プランで、
 ・サービス内容
 ・会社概要
 ・問い合わせページ

などを盛り込めば、簡単な「会社のホームページ」には対応できます。
※しっかりとした会社のホームページは、後日、時間をかけて対応しても良いでしょう。

いずれにしても、1ページなら無料で対応できますし、「ペライチ」ならホームページに詳しくなくても、比較的簡単にページが作成できますので、おススメです。

まずは、下記のリンクから無料会員登録をして、実際のページ作成の画面を確認してみてはいかがでしょうか。

▲上記のサービスは、ワードプレスではなく、
 「ペライチ」の仕様によるホームページ
となっています。
ですので、拡張性はない反面、テンプレートにそって、簡易にホームページを設定することができるものになっています。

ワードプレスの無料制作サービスつきのレンタルサーバー

エックスサーバーの上位プランに、
 エックスサーバービジネス
というサービスがあります。

「エックスサーバービジネス」は、通常のレンタルサーバーの上位プランの位置づけで、
 ビジネスユーザー向けのサービス
となっています。

サービスの特徴
 ・無料の「ワードプレス」によるホームページ制作のサービスがセット
 ・独自ドメイン2つがセット(取得費、更新費も込み)
 ・各種サーバー設定が無料代行
などがあり、かなりお得なプランになっています。

特に、ワードプレスでの会社のホームページ作成は、外注の場合、数十万する場合もある為、かなり良いサービスと言えます。
また、
 ・ホームページの運用作業が「毎月」規定回数まで無料
 ・PIXTAの画像素材が無料で利用できるというサービス

もあり、かなり魅力的な内容となっています。

費用的には、通常のレンタルサーバーのプランより、月額費用が高めの設定(スタンダードプランで、月額(税込)3,762円~)になっていますが、それでも、上記のサービスを考慮すると、
 コストパフォーマンスが良い
と言えます。

エックスサーバービジネス

無料のホームページ制作サービス(ワードプレス)がついています。▼

エックスサーバービジネス

 カタログ(PDF 計16ページ)

まとめ

会社設立ガイド

会社設立後、ホームページの準備が後回しになっているようなケースも多々あります。

ただ、いずれ必要となるものであり、
 取引先や新規営業先に対しての事業内容の説明
という面や、
 金融機関への説明
の為にも、早めに準備しておいたほうが良いと言えます。

以上、会社設立後のホームページの準備についてでした。

会社設立ガイド

[スポンサー]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次