会社設立前に、「co.jp」ドメインを登録できる?

会社設立前に、
「co.jp」ドメインを登録
することができるのかな?

こんなテーマに関する記事です。

この記事の内容

会社設立前に、co.jpドメインを「仮登録」することができます。その際は、会社設立後に「本登録」を行うなどの注意点があります。それらの内容についてわかりやすく説明しています。


会社設立ガイド

会社設立前に、「co.jp」ドメインを登録できるのでしょうか?
結論から言うと、
「仮登録」
することができます。

ですので、使いたいco.jpドメインがある場合は、法人の設立前に、先に、仮登録しておくことをお勧めします。

なぜなら、
 予定していたco.jpドメインが、法人登記後のタイミングでは、他で使われてしまう可能性
があるからです。
その可能性は低いかもしれませんが、万が一ということもありますので、先に仮登録しておいたほうが安心です。

社名が決定した際には、それにあわせて、ドメインもおさえておくと良いと言えます。
 
また、
 「co.jpドメイン
は、他のドメインとは登録手順が異なる部分があります。
つまり、正式登録の際に、会社の登記簿が必要になるということです。

co.jpドメインを取得する際には、
事前に、「仮登録」をしておくと安心です。

詳しい内容について、下記に順に説明します。 

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目次

co.jpドメインとは?

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co.jpドメインの特徴としては、
・日本国内に登記のある企業しか登録できない
・登録できるドメインは1組織につき1つだけ

という点があります。

それに対して、comドメインやnetドメイン、jpドメインは、取得件数の制限がありません。

ですので、そういった他のドメインと比べると、
 co.jpドメインは、信頼性、安心感の強いドメイン
ということができます。

通常は、その会社のコーポレイトサイトのドメインに使用します。
ただ、会社によっては、コーポレイトサイトをjpドメインなどにしている場合もありますので、そこは、ケースバイケースの対応になります。

一般的には、
・co.jpドメインは、コーポレイトサイト
・その他のcomドメインやjpドメインを使う場合は、サービスや商品などのサイトなどを別にもつ場合

といった切り分け方をする場合が多いです。

また、co.jpドメインを取得する際、念の為、同じ文字列のcomドメインやjpドメインも取得しておく場合もあります。
例えば、
 ABC.co.jp を取得した際、ABC.com、ABC.jpのドメインも取得しておく
ということです。
これは、他の会社が、同じようなドメインで紛らわしいサイトを作ることを防ぐ為です。
ユーザーが検索する際も、紛らわしいサイトがあると、迷ってしまうこともあります。
ただ、こういたドメインを取得しておくがどうかは、そのリスクに対するとらえかた次第です。
必ずしも、取得しておく必要はありません。

co.jpドメインの費用

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co.jpドメインの費用としては、ドメインの取得をする会社(利用するレンタルサーバーの会社や、ドメイン取得専門の会社)によって、若干異なっています。
概ね、4千円~5千円前後です。

co.jpドメインの取得方法としては、
・レンタルサーバーで取得する
もしくは、
・ドメイン取得専用のサービスを利用する
の2つがあります。

レンタルサーバーで取得する

レンタルサーバーで取得すると、設定がスムーズです。
また、将来的に、レンタルサーバーを移行する可能性のある場合は、ドメイン専用のサービスで管理するという方法もあります。

▼エックスサーバー

10日間の無料お試し期間あります。

カタログ(PDF 計17ページ)

▼ロリポップ

10日間の無料お試し期間あります。

※その他のレンタルサーバーによっては、管理画面上から取得できるドメインに、co.jpドメインが含まれていない場合もあります。その場合は、下記のドメイン取得専用のサービスを利用して対応できます。

ドメイン取得専用のサービス

ドメイン取得専用のサービスを利用する際は、下記のようなドメイン取得専用のサービスを利用することになります。
その場合でも、設定方法は、通常、各レンタルサーバーのマニュアルなどに記載されています。

■お名前.comレンタルサーバー

co.jpドメイン 新規取得1,980円/年 更新4,158円/年

co.jpドメインの取得の流れ

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co.jpドメイン取得のパターンとしては、
・会社登記前に仮登録をする
・会社登記後に取得する

の2つがりありますが、上記にも記載したように、
 会社登記前に「仮登録」をする
ほうをお勧めします。

その際には、
 co.jpドメインを仮登録の場合、法人登記後6ヵ月以内に正式登録を行う必要

があります。
法人の登記書類を送ることで対応できますので、忘れずに対処しておきましょう。

また、仮登録の際には、
 どのようなドメインにするか
を決める必要がありますが、その文字列は、
 会社名
とも関連してきます。 

ですので、実際には、
 社名をどうするか
を検討するのと並行してドメイン名も検討していくことになります。

ちなみに、社名のつけ方に関しては、下記サイトがわかりやすく、また、独自の視点で書かれていますので、参考になります。
サイトは、「The起業&飲食経営」という、大阪でラーメンの繁盛店を経営されている松村さんという方のブログです。非常に、合理的かつ本質をついた視点で、記事を書かれています。

取得できるco.jpドメインをチェックする

下記サイトで、取得できるco.jpドメインをチェックすることができます。
予定されている文字列でのドメインが取得できるかを確認しましょう。
また、念のため、検索エンジンで、
 その文字列や、予定している社名
で、現状、どのようなサイトが検索されるのかもチェックしておきましょう。

>JPDirectサービスでチェックする ▼

>お名前ドットコムでのドメインのチェック ▼

名前.comで使用できるドメインをチェックする。

co.jpドメインの仮登録について

co.jpドメインの仮登録については、下記のページで説明がなされています。

仮登録について お名前ドットコム 

さいごに

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会社のホームページを、「co.jp」で取得される場合は、
 早めに、そのドメインをおさえておいたほうが良い
と言えます。

■ドメイン取得サービスを利用する

■お名前.comレンタルサーバー

co.jpドメイン 新規取得1,980円/年 更新4,158円/年

■レンタルサーバーを利用する

レンタルサーバーを選ぶ際には、実際にたくさん利用されている先(国内シェアの高いサービス)を選定すると安心です。
国内のレンタルサーバーのシェアは、下記の状況となっています。(日本国内のWordPressサーバーシェア率(2023年1月))

(下記画像引用:マニュオン https://manuon.com/webhosting-share-ranking/)

下記に、上位3位のレンタルサーバーをリストアップしています。
どれも、
 無料のお試し期間
がありますので、事前に、使い勝手などを確認することができます。

エックスサーバー

サービス歴も古く、信頼性の高いレンタルサーバーです。
スタンダードプランで、月額で1,000以下の金額となっています。
また、キャンペーン価格では、3年契約で下記の金額ですので、かなりお得です。
価格は随時変更になる可能性もあるため、下記公式HPでチェックしましょう。

エックスサーバー▼

【資料】エックスサーバーのサービス案内(PDF 計17ページ)

ロリポップ

低価格が特徴のレンタルサーバーです。
また、サーバーの高速化にも力をいれており、実際、かなり早いです。
こちらも、GMOグループの会社が運営しています。

ロリポップ▼

コノハウィング

GMOグループのレンタルサーバーの会社です。
管理画面も見やすく、また、速度も速い為、お勧めのレンタルサーバーのうちのひとつです。

ConoHa WING▼


また、ドメインを取得した後は、
 会社のホームページ
を準備することになります。

会社のホームページを準備するタイミングとしては、
 法人登記する前
がお勧めです。
というのも、法人登記する際に、
 「公告」をどうするのか?
という問題があります。

簡単なホームページでも良いので、準備しておくと、
 公告は、ホームページで行う
という選択ができます。
その他に、電子公告や、官報という選択肢もありますが、その場合は、余計なコストが発生してしまいます。

ただ、実際に「公告」をしている会社のほうが少数なのですが、
 freee会社設立や、マネーフォワード会社設立
のサービスを利用する際には、公告をどうするかを選ぶ必要があります。

ですので、簡単なものでも良いので、ホームページを用意しておいたほうが、結果的にコストを軽減するこができます。

■参考サイト;会社設立時の書類作成費用が無料です。

■参考サイト;自分で会社のホームページを作成する場合の方法。▼

以上、co.jpドメインについての説明でした。

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